天然沢水の「はさがけ米」
あきたこまち
山から滲み出たばかり
清流たっぷりで育ったお米
「天然沢水のはさがけ米」
22年度産 はさがけ米は完売でございます。
23年度の新米までお待ちください
写真:T.Fujiwara I.Komori 小林茂和
文責:小林茂和
最終更新日:2023.8.12
羽後町田代から町の中心部へと抜ける峠道を横に逸れ、農道を奥へと走り進めるとはさがけ用の稲架(はさ)が見えてきます。そこが古庭屋farm(コバヤファーム)のはさがけ米専用の田んぼ。
古庭屋farmが耕す田んぼの脇を流れる沢筋を奥へとたどると、何枚かの休耕田があり、自然溢れる里山があり、最後には沢の源流へと辿り着きます。つまり、古庭屋farmの田んぼを潤す水は、山から滲み出たばかりの清流が真っ先に流れ込んでいるのです。
1. 昼夜の寒暖差
2. 天然の沢水
3. 日当たり良好
美味しいお米の条件が揃った田んぼ。
1. 昼夜の寒暖差
ここは北東北の秋田県、羽後町。出羽丘陵の端に位置する標高300m弱の中山間地域のため、昼夜の温度差が大きいのが特長です。町の中心部よりも常に2℃は気温が低く、稲作に適した地域です。
2. 田んぼを潤す天然の沢水
特別豪雪地帯に降った2mを越える量の雪が自然豊かな山に染み入って、滋養された水がやがて滲み出して沢水となり、田んぼ脇を流れています。この天然100%の沢水が田んぼを満たし稲を育てています。この田んぼの上流に民家はないので(田んぼもありません)、一切の生活排水等の心配はありません。
3. 日当たり良好
南北を里山に挟まれた田んぼですが、その山は低く、かつ東西に向かって開けているので、田植え〜稲刈りの時期、朝から晩までしっかりと日当たりを確保できます。
寒暖差、天然の沢水、日当たりの他に
天然沢水のはさがけ米が美味しい理由
このお米は、上記で説明した育てられる環境の他にも美味しい理由があります。
4. 除草機による除草
田んぼ内に生える雑草を取り除く場合、通常は田んぼの畔(あぜ)から除草剤を撒くだけですが、この田んぼでは昔ながらのアナログな除草機も活躍します(このページ冒頭のアルバム、5枚目の写真をご覧ください)。除草機は雑草を除去するだけでなく、田んぼの土と水を攪拌し、土や稲の根っこに十分な酸素を供給します。これによって嫌気性細菌が抑えられ、稲は生き生きと元気になります。目に見えて稲が元気になるのが分かるほどです。
5. はさがけによる自然乾燥
はさがけによる天日干し・自然乾燥はゆっくりとお米を乾燥・後熟させ、美味しさを十分に引き出します。スーパー等の市場に出回ることはない希少なお米です。
参照:「古庭屋商店のはさがけ米について」
古庭屋farmのはさがけ米、この機会にどうぞご賞味ください。