古庭屋商店について

私たち、
古庭屋商店について

1. 美味しいお米と米道具。

美味しいお米「はさがけ米」と、美味しいお米をより一層美味しく食べる「米道具」
秋田県雄勝郡羽後町の中山間部に位置する田代地区。特別豪雪地帯に指定され、町の中心部からは峠道を越えなければならないため、数十年前までは雪が降れば陸の孤島となったところです。

しかし、交通の便の悪さのために昔ながらの生活スタイルが色濃く残り、豊富な雪解け水と昼夜の寒暖差のために美味しいお米が育ちます。

自宅横の牛舎で牛を飼い、田んぼではお米を育て、牛の餌や敷きワラの為のワラを確保する為に、収穫後の稲を天日干し・自然乾燥させる「はさ掛け」を行う農家さんも多く残っています。

とっても美味しい「はさがけ米」を、より一層美味しく食べることにこだわります。


はさ掛けの風景@羽後町田代地区未だに残る、
はさ掛けの風景。




2. 食べ方は生き方。

「距離"半径1m"、時間軸"刹那的”」つまり、
「自分が良ければ…」の生き方に別れを告げて。

今夜あなたの食卓に上がる「食べ物」は、どのように育てられて、誰が加工し、加工には何が使われ、どうやって運び、どこで売られて、あなたの食卓に届いたのでしょう。そして、その食べ物をどう調理し、どのように食べますか?

「食べ物」を「食べる」一連の行為には、文化的背景も含め、その人の生き方、考え方が色濃く表れると思うのです。

旬のものを食べる。新鮮なものを食べる。元気なものを食べる。地元のものを食べる。誰が作ったか分かるものを食べる。応援したいヒトが作ったものを食べる。応援したいトコロのものを食べる。環境負荷が小さく育てられたものを食べる。感謝して食べる。

私たちが販売するものを通して、少しでもそんなことを考えるきっかけになれば、私たちは嬉しいのです。


バインダーで刈った稲を運ぶお米農家さん便利、快適な暮らしとは逆行しますが、
これはこれでいいものです。




3. サステイナブルに美しく。

サステイナブルに、地球環境も考えながら。
「快適な生活を捨てて、昔の生活に戻ろう!」と言いたいわけではないのです。きっと近い将来には、革新的な環境負荷の小さな技術が開発されることでしょう。例えば二酸化炭素濃度も下がることでしょう。しかし、豊かな地球環境を次世代につなぐ為の技術開発を指をくわえて待っているだけでなく、少しでもサステイナブルな生活を「できる人ができる所から許容できる範囲で楽しんで始めたらいいじゃない。」そう思います。

「美味しいお米と米道具」だけではなく、使っていて楽しいサステイナブルなグッズも紹介していきますので、興味を持っていただけたら幸いです。

そうそう、最後に大事なことを一つ。

私たちは先祖代々命をつないでここまで来ました。より良い次世代を育て、(日本においては)やっと戦争のない「平成」時代が実現したのです。私たちの生物としての使命は「より良い次世代を育てること」「できるだけ傷つけることなく地球環境を次世代に手渡すこと」と高名な文筆家が仰ってました。まさに、この二つに集約されると思うのです。

次世代、次々世代…、に多様な文化と豊かな地球環境が残るよう、少しだけ意識と行動を変えてみませんか?

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